ジムカス

今月の私的目玉キット、ジムカスが出たので陸ガンいじりを中断。いや、かなり良いできでした。プラの形成色が設定色がそれだから仕方ないと言われればそれまでですがかなり透明感があり塗装必須な印象。スミ入れも薄めに調色しないとかなりうるさくなりそう。
形状的には同系のクゥエルと比較しかなり変わっていました。まず目に付くのはふくらはぎの大幅なバランス修正と上半身の幅の縮小。この2点でクゥエル、パワジム、ジムスト、ジム改と大きく印象を異にします。基準になったヘイズルが諸悪の根源なのは間違いありませんが。
細かい点としてはスリッパの前後の幅つめ、断面形状の変更、バックパックの薄型化。サイドアーマーの密着を高める形状に変更。クゥエルと同じ形状でも流用は無理な場所(マスク等)も単純にCADデータを流用せず微調整を全身に渡って行っているのがキットを並べると確認できます。ジムライフルのマガジンが干渉しにくい手の付属(ランナーが一緒なので旧ジム系の物も付属)。またパーツ数を減らすべくパーツ分割が変更された頭部、塗装できるようにアキレス腱にあたるABS部品に被せるプラパーツ付属。
手首は右手ようとしてマシンガン握り、サーベル握り、左手は手首に返しの動きが出来る武器を支える平手。これらに前回ジム改に付属していた左右の握りと平手が付きます。ちなみにランナーのほうはジムカスからの発展は何もなさそうで他のジムと共通のランナーを除きスイッチはみられませんでした。
流石にベース機には厳しいですがこれとミキシングすればふくらはぎが奇形のクゥエル、胴が寸詰まりなアレックスは幸せになれるかもしれません。これでお値段1300円、量販店にいけば1000円を切るとは良い時代になった物です。




すっかりこれで満足して手が動かなかったので今週は陸ガンの工作進めたいと思います。