練成訓練

 今週は色々ありました。GCB仲間のライバルSさんに弟子ができました。弟子さんはNさん(仮称)としときます。彼は始めたばかりというわけではなく0079時代より極たまに参戦していたようですが本ICを紛失したらしくここ数週間前に新ICを作製したとのこと。階級は大尉。対戦成績を見ると対人勝率2割に達しておらず(Sさんが付く前は1割5分以下だったとのこと)。まずは彼がどんなデッキを作りたいかを聞き取り。目標は3機の陸ザクにシーマゲル+適正ライフルの4機組デッキ。ここで早くもSさんのダメ出し。大尉で4機出しは無謀(まして高コスト機を入れるなど言語道断)、とにかく2機出しで1機あたりの操作精度を上げること、1機当たりのコスト、目的、攻撃エリア、攻撃方法をひっくるめたユニット構成論、仮にネタだとしても相手が分かる、受けるネタ(原作関係)でないと意味がない、安パイ安ユニットでもなにがしかのギミックを仕込み無駄にしない、ザクの基本的運用思想など私の意見も含めゲーセン外で30分以上講習が続きました。Sさんは私より頭一つ上の腕ですが私よりかなりシステマティックな戦術論の持ち主であることを改めて知りました。ちなみに私はその対極で対戦相手と数度の交戦と動きで「何となく」攻撃の色を決めています。
 この日より1日空け再び合流。SさんとNさんは連日来て練成訓練をしていたようです。どうにか勝率は上がっていますがまだ3割。プレイを見ると狩りにはあまり当たらず対戦相手はほぼリアル大尉ですがつるべの動き、防御受けがなっていません。特につるべの動きは攻撃終了機体よりそのフォローに入ってくる相手方の機体を狙う癖が付いておりSさんの怒号が時折飛びます。戦闘終了後はその回の戦闘の検討。引き続きSさんと私が全国に出て見取り稽古をおこない敵の動きからその意図を読みとってもらう訓練と濃密な時間が過ごせました。指導に没頭したおかげでプレイ回数が減り財布にも優しかったです。(連邦IC3戦、ジオンIC4戦、Nさんから借りたジオンICで1戦。いずれも負け無しで良かった)
 これまでの戦闘を見る限りNさんの昇格はかなり厳しい物がありますがSさんも私も戦功ポイントは一応県内指折りのランカーなので最低でも中佐にはなって欲しいと個人的に思います。
 今週はプレイ回数が少なかったにも関わらずGCBに貢献したためか脱走アムロガンダム(AR)のレジェンドいずれも初引き。特に後者は通常版も持っていなかったので戦力的にも期待できます。週末は彼らと店が異なり会えないので来週の平日が楽しみです。では。