窮地からの生還

前回の続き

14時か15時頃。宮島ICのぼりに到着。ガソリンが空になったので仕方なくエンジン停止、給油。JAFの押しがけは入会したからタダだけどこの程度で呼びつけるのはなぁ…、と思い給油後スタンドの店員にお願いしたところ客が引けたら手伝うとの返事。30分後2人の店員さんに押してもらい始動。


エンジンを気遣い十分に速度が出せなかったこと、渋滞に3〜4度巻き込まれ北陸道に入る前に22日未明に。ナビの予想では宮島の時点で時速90kmを維持できれば1時前に帰着できるはずでした。北陸道にはいれば名神よりもGSが暇で快く手伝ってくれると考え賤ヶ岳SAまで目指すも激しい睡魔に襲われます。気合をかけたり大声でアニソンを歌ったりで気張りますがどうにもならず多賀SAで停止。後部座席に行って即就寝。このとき2時過ぎ。


同日5時起床。洗顔、歯磨き、食事を済ませます。ここで一昨日の昼食から何も食べていないどころかアクエリアスでの給水のみであった事を思い出しました。またエンジンを止めることが出来ず車か離れられなかったためトイレも昨日の起床時と宮島SAのGSでの計2回のみ。極度の緊張でここまで全く忘れていました。


食事後ミスに気づきます。眠たさから駐車場とGSの位置を考慮していなかったため下り坂方向に囲むように車を止められGSに向かえません。しばらく待つと隣の車が出て行ったため無理矢理のぼり坂を少しのぼり、ハンドルを切って脱出。坂を利用しユルユルGSに到着、そしてガソリンとエンジンオイルを給油。そして朝早く、他に客も止まっていなかったため気持ちよく押しがけに応じてもらい脱出。残り距離は300km以下です。


6時半をまわり家に電話をしなければと思い立ち刃根PAへ。ここで痛恨のミスを犯します。これまで給油以外でのエンジン停止をせずに来られましたが誤ってエンジン停止!!PAはSAと異なり基本従業員はいません。一般の人を捕まえておしてもらうしかありません。とりあえず後悔しても仕方ないのでPA出口の坂を利用して一人でチャレンジ。どうにかエンジン復帰。


結局自宅に着いたのは9時過ぎ。シャワーを浴びてから車を修理に出して寝なおしました。


今回の反省点ですが長距離ドライブをする人は「出来ない」「わからない」といわず自身でタイヤの空気圧やオイルくらいは管理をおこなうのが鉄則。またJAFに入る事を激しく薦めます。